TOEIC600点に到達するための勉強方法と学習時間

留学TIPS

「TOEICのスコアって役に立つの?」
「海外赴任に行きたいけど、TOEICスコアが必要」
「TOEICで600点を目指したいけど、何をすればいいかわからない」

このような、悩み・疑問をお持ちではありませんか?

今回のブログでは、皆さんにTOEIC高得点を取ることによって得られる可能性や、短期間でスコアを伸ばし、理想の自分に近づく方法をご紹介いたします。

この記事で得られること
・TOEICのスコアが何に役立つのか
・スコア獲得に必要な勉強時間
・TOEICスコアを短期で急成長できる学習施設の紹介

500点から最終目標の900点を目指すスコア毎の完全ロードマップもあるので、気になる方はこちらをご覧ください。

 

本ブログの著者は海外留学エージェントを運営していて、英語力を伸ばすための国内留学施設も運営しております。

また当施設に入校して頂いた生徒さんのスコアは高い人で200点以上、平均で150点以上伸びています。
これらの経験を踏まえて今回のブログでは、自信をもって英語学習についてご紹介させて頂きます。

それでは、TOEICについての疑問や学習方法を見ていきましょう。

 

今さら聞けない?そもそもTOEICとは?

日常生活やグローバルビジネスにおける、実用的な英語の力をどのくらい身に着けているかを測定するためのテスト。

テストには2種類あり、聞く・読む力を測るTOEIC® Listening & Reading Test と、話す・書く力を測る TOEIC® Speaking & Writing Tests により、4技能全ての英語コミュニケーション能力が測定できます。

また、ワールドスタンダードとして世界160ヶ国で、誰もが公平に受けられるテストとして活用されています。

テストの結果は英語検定技能試験(英検)とは違い、合格・不合格ではなくスコアで表示されるので、「現在の英語レベルの正確な把握」や「目標設定」が可能です。

 

TOEICのスコアが役に立つ2つの理由

近年のグローバル化の影響により、英語によるコミュニケーションは出来て当たり前という考えが根付いてます。

日常生活では英語を使う必要はないですが、外資系企業、海外事業のある会社の入社を目指すのであれば、TOEICは必須です。

近年では、企業側も新卒採用・中途採用時に英語力が高い人材を欲しがる傾向が高まってきました。

就職活動が有利になる

新卒採用や英語を使用する部署での中途採用の「要件・参考としている」または「新たに要件・参考とする可能性がある」企業は約6割です。

また、上場企業などの大企業では、企業が発行しているエントリーシートに、TOEICスコアの記入欄が9割近くの割合で設けられています。

さらに、インターン採用時にもTOEIC L&Rスコアなどの保有資格を参考にする企業が増えています。

このように、英語を話す能力は就職活動中はもちろん、入社後のアピール材料にもなります。

キャリアアップに繋がる

勤めている会社での昇進はもちろん、より良い企業への転職を希望する時にもTOEIC高得点保持者は優位になります。

また、海外出張・海外赴任が活発な企業への就職を望む人で、企業が採用時の募集要項として「TOEICスコア〇〇以上」というように条件を出すことも多いです。

現在ECヴィレッジに滞在している生徒さんで、海外赴任の条件として提示された「TOEICスコア760点以上」を達成し、来月からアメリカに行く生徒さんもいらっしゃいます。

このようにTOEICスコアを所持することで、仕事の幅が広がりキャリアアップ・形成ができますね。

 

新卒者、転職者に企業が求めるTOEICスコア

新入社員に期待するTOEICスコア

2019年度の新卒内定者のTOEICスコアは550点でした。

ただ企業によって新入社員に求めるスコアは大きく異なります。

誰しもが知っている楽天やソフトバンクでは募集要項に600点、700点と高いスコアを求めています。

また近年若い世代に給与や、福利厚生が良いことで有名な外資系企業では、募集要項に800点以上と書かれているケースが多くみられます。

このようにTOEICスコアで足切りを行う企業もあります。

ですが逆に、「英語力さえあれば人気企業に就職できる可能性がある」とも捉えることができ、それだけ英語力が重要視されていることがわかりますね。

転職者が求められるTOEICスコア

英語力の強みを武器に転職する人のTOEICスコア帯は700点以上と言われております。

「TOEICスコア700点保持者の英語力はどのぐらい?」と思われた方も多いと思います。

具体的な特徴としましては

「短文、長文ともに比較的細部まで理解でき、かつ意見を述べたり複雑な要求に対して応えられるレベル」

「英語での要点を伝えたり、話を展開できる範囲は限定的」

「上場企業内で国際部門を担当するのに必要なレベル」

企業に対して英語力があると十分アピールできるスコアだと言えますね。

また転職活動時に求められるだけでなく、企業によっては昇進時の条件として設けることも増えてきました。

さらに英語力+αの能力があると、企業から見たら魅力的な人材として引き抜かれるケースもありますよね。

 

最初のスタート、TOEICスコア400点の特徴

出典:English hacker,https://english-hacker.jp/1103/

こちらのグラフはTOEIC受験者のスコア分布を表しています。

グラフから読み取れるのは半分弱の受験者のTOEICスコアが400点代ということです。

スコア400点~495点保持者の特徴は

「少しずつ会話ができるようになってくるが、まだ基礎力が不足している状態。読み書きも不正確。」

「基本的な短文の質問や長文を部分的に聞き取れるが、意見を述べたり、複雑な要求に応えたりすることは難しい。」

上記の特徴から考えられるのは、このスコア帯の方は英語初心者であるといえるのではないでしょうか?

中学校から大学までの間、英語を勉強してきた人の半分近くは400点代です。

ネイティブ以外は誰しも0から英語を勉強し頑張って英語力をあげてきました。

ですからここからが、英語の入門地点と考え、一緒に英語学習を頑張っていきましょう。

 

TOEIC600点取得者の英語レベル

上記のグラフからわかるのは、TOEICスコア600点以上の保持者の割合は40%強です。

ですから、ここからが英語力上級者に向かう、折り返し・追い込み地点なので英語中級者と言うことができます。

英語の勉強を始めたばかりの方はここを第一目標として設定することをオススメ致します。

ちなみにTOEICスコア600点保持者の英語力は、

「ネイティブが話す短文、長文がある程度細部まで聞き取ることが可能で日常会話ができる。ですが複雑な要求・質問に対して応えるのは難しい。」

「世間的に十分に英語を使って自分をアピールできるスコアです。」

「大手上場企業の一般社員に求める平均点数が600点であり、履歴書でアピールできるスコアです。」

上記の特徴を見てみると、世間的に英語が話せる人というイメージが持てますよね。

 

TOEIC600点を取るために必要な勉強時間

それでは英語初心者のTOEICスコア400点だと仮定し、第一関門である600点に到達するのに、どれくらいの勉強時間が必要なのかを考えていきましょう。

出典:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』P.6

こちらの表は、オックスフォード大学出版局が、TOEICを受験する生徒を指導する講師向けに作成した指南書に掲載されているものです。

表の見方を説明すると、左の縦軸には「Current score」(現状のスコア)が表示されています。

そして、横軸には「Target score」(目標スコア)が100点刻みで表示されており、この2つが交わった箇所が必要とされる学習時間となります。

この表から、個人差もありますが、TOEIC400点の人が600点を取得するのに約450~500時間の勉強が必要だという事です。

仮に毎日5時間勉強したとしても、三か月以上かかる計算になります。

それだけ語学の習得は難しく、地道な努力を継続しなければなりません。

 

具体的な勉強方法

リスニング力向上のための勉強法

単語をただ目で見て暗記していっても、リーディング問題では効果がありますがリスニング時に耳に入ってこないということもあります。

リスニング時に「頭で1度日本語にしてから理解する」では音声に置いて行かれてしまいます。

よくECヴィレッジで、「全ての単語をDogレベルまで落とし込む」というフレーズが使われています。

「Dog」という単語に対して、日本語の「犬」に翻訳してから認識するのではなく、Dogという英単語のまま認識するということです。

単語や例文を常に音声でも聞くようにし、単語の暗記をしながらリスニング練習も同時にしてしまうという方法で勉強しましょう。

聞けば聞くほど耳が英語に慣れるので、英語のまま理解することに慣れていきます。

リーディング力向上のための勉強法

リーディングは後半になるにつれて内容も複雑になり、読解力はもちろん、75分間英語に向き合える集中力を必要とするパートです。

単語や文法を理解していることはもちろん、普段から速読力を鍛えていることもとても重要です。

リーディング初心者でありがちなのが、わからない単語で止まって考えてしまったり、最初から文を何度も読み返し1問に時間をかけてしまうということです。

英文を最初から最後まで理解しようとするのではなく、読むスピードを意識して、部分部分を確実に一回で理解することを心がけて学習を進めましょう。

おすすめ参考書3冊

英語初級者から中級者までの方に有効な参考書をご紹介いたします。

キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 600

単語力を急成長することができる一冊。

スマホアプリを使えば簡単に音声をダウンロードすることができ、単語を音で覚えることによってリスニング力も上げることができます。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6

TOEIC運営団体から出版されている公式問題集。

試験本番を想定した模試をすることが可能で、自分のレベルを確認するのにピッタリの一冊。

TOEIC(R) TEST 英文法 出るとこだけ!

新形式に完全対応!Part5、6を最速で解く!直前5日間で100点差がつく33の鉄則。

※参照:AMAZON本書詳細欄

 

オススメのTOEIC合宿施設

TOEIC® L&R短期集中合宿プラン

ECヴィレッジでは1週間で100点以上のTOEIC® L&Rのスコアアップを目指すTOEIC® L&R集中英語合宿プランを用意しています。

現在TOEIC® L&Rスコア450~700点を保持している方を対象とした6日間の集中短期合宿プランです。

またTOEIC® L&R本試験で100点以上のスコアアップを達成した場合は、公式試験料をECヴィレッジがキャッシュバック致します。

現在、Go To割引適用で通常価格109,800円のところ今だけ64,800円と大変お得な料金となっております。

2020年12月に初開催しまして、見事参加者全員がスコアを100点以上、上げてくださいました。

先ほど紹介しました、TOEIC公式問題集を使って模試を行ったので、実際の試験の難易度でスコアがでます。

1番伸びた生徒さんで、素点が31点も伸び、試験に換算すると130~150点ほどのスコアアップをして下さいました。

少しでも興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、お気軽にブログ終盤に載っております、公式LINEからご連絡いただければ幸いです。

TOEIC® L&R集中英語合宿プランについてもっと具体的に知りたい方はこちらまで。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私自身も英語を通して、様々な人と出会い、留学エージェント会社の運営を始めて、人生が大きく変わりました。

英語の可能性にまだまだワクワクしている自分がいるからこそ、もっと多くの人に英語学習・海外留学・国内留学することの楽しさ、素晴らしさを知ってほしくて事業をしております。

一緒に高みを目指して頑張っていきましょう。

当社ECヴィレッジでは、大阪府泉佐野市(なんばから電車で一本40分)に校舎を構え、国内留学先として生徒さんを受け入れております。

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