大学生の留学は就活に不利!?あなたの夢をかなえる留学以外の選択肢とは
「海外での生活に憧れている。」
「留学に行って英語を話せるようになりたい。」
「就活を有利に進めるためには留学が必要だと親に勧められた。」
このような考えで海外留学を考えている大学生は要注意です。
日本学生支援機構(JASSO)の調査では、「留学が役立っている」と答えた人の割合は55.4%となっています。
裏を返せば、半分近くの留学経験者が「留学が役に立たなかった」と考えていることになります。
あなたが今留学に行くことを考えているなら、この記事を読んで自分に留学が必要なのかどうかを考えてみてください。
この記事の前半では大学生が留学に行くメリット・デメリットの解説、後半ではあなたの目的を叶える留学以外の選択肢を提示していきます。
解説は、海外留学エージェントを運営しており、延べ1000名以上の留学相談経験がある私が担当します。
この記事を読むことで、大学生のあなたは留学に行くべきなのか、留学以外の選択をすべきなのかが分かります。
得られること
・海外留学のメリット・デメリット
・海外留学に行くべき人の特徴
・留学せずに英語力を伸ばす方法
大学生が海外留学をするメリット・デメリット
メリット1:行動力や主体性を鍛えることができる
留学では、家族や友人など、頼れる人がいない環境に飛び込むことになります。そのため、何事も人任せにすることなく、自分で行動して解決していかなければいけません。
例えば、スーパーでの買い物や携帯電話の契約といった基本的なことから、大学や語学学校に関することなど、たくさんの問題に直面します。
こういった問題に対して、自分から行動を起こし、時には見知らぬ人に尋ねて解決していくことになります。
留学を終えるころには、行動力や主体性が自然と身についているはずです。
メリット2:多様な文化・価値観に触れることができる
留学では、日本では出会うことのない様々なバックグラウンドを持った人と関わることができます。
そういった人たちとコミュニケーションをとる中で、相手の文化や歴史を知ることができたり、日本では触れることのできない価値観に出会えます。
多様な文化・価値観に触れることで、自分自身の考え方や将来の進路など考え直すきっかけになります。
メリット3:英語力を伸ばすことができる
もちろんですが、留学に行くことで英語力を伸ばすことができます。
現地での過ごし方や英語レベルにもよりますが、ほとんどの人が英語力の成長を実感して帰国しています。
最初は相手の言っていることが聞き取れない、自分の考えをうまく伝えられないなど、もどかしく感じることもありますが、めげることなくチャレンジを続けることで英語力が格段に伸びるでしょう。
デメリット1:就活で有利になるわけではない
大学生の中には、就活に有利になるからという理由だけで海外留学を希望している人がいます。
しかし、就活で重要なのは、留学経験の有無ではなく、「留学を決めた理由や目的」「留学中での苦労や失敗をどう乗り越えたか」といった、あなたの考え方や行動原理です。
そのため、「留学を通じて努力した経験談」や、「その会社を志望するに至った考え方の変化」などがないと、海外で遊んでいただけだと評価されかねません。
何となく就活に有利そうだからという理由であれば留学以外のことに取り組むべきです。
デメリット2:卒業年度が遅れる・スケジュールが厳しくなる
留学のタイミングや留学方法によっては、日本の大学のスケジュールが厳しくなる可能性があります。
特に3年生後期から4年生にかけて留学をした場合、就活の時期にかぶってしまったり、卒業論文の作成に手が回らなくなってしまいます。
同じ学部の先輩がどのようなスケジュールや留学方法を利用していたのかを事前にリサーチしておきましょう。
デメリット3:多額の費用がかかる
海外留学にかかる費用は非常に高額です。
交換留学や奨学金を活用することで費用を抑えることは可能ですが、交換留学であっても年間200万円以上はかかるといわれています。
オンライン英会話サービスが月額3,000円~ということを考えると軽い気持ちで海外留学をするのは難しいでしょう。
海外留学に行くべき大学生・行かない方がいい大学生
行くべき人1:英語以外にもやりたいことがある人
英語力向上以外にもやりたいことがある人には、海外留学はおすすめです。
英語はあくまでコミュニケーションのツールのため、英語力を伸ばすことだけが目的だと途中でモチベーションが続かなくなってしまいます。
一方で、「留学先で自分の専門スキルを伸ばしたい」「様々な国籍の人と関わって歴史や文化を学びたい」などといった目標がある場合、その目標に取り組む中で自然と英語を使い、英語力を伸ばすことができます。
行くべき人2:海外生活を通して自分を成長させたい人
海外生活という新しい環境で自分自身を成長させたい人には、海外留学はおすすめです。
「今まで何となく大学生活を送ってきて自分に自信が持てない」「実家で生活していて親に甘えた生活を続けてしまう」と考えている人はいませんか?
留学に行くことで、日本語が通じない海外で自立した生活を送る経験、主体的に行動を起こす経験ができます。
海外留学を通じて得た苦労や成功体験はあなたにとってかけがえのない財産になるはずです。
行くべき人3:あくまで観光+αだと割り切っている人
観光が主体の留学というとネガティブな印象を持つ人が多いかもしれません。
しかし、あくまで観光であると考えた場合には、普通の観光客では体験できない現地の生活を経験できることから、質の高い観光であると言えます。
そのため、留学自体は観光+αだと割り切って海外留学に行くのは悪い選択ではないでしょう。
行かない方がいい人1:単純に英語力を伸ばしたい人
英語力の向上だけを目指すのであれば国内で英語学習に集中した方が効率が良いです。
最近では、オンライン英会話や国内留学などの国内にいながら英会話の練習ができるサービスや、YouTube上の教材が充実してきています。
国内でも英語力を伸ばすコツは目標をしっかりとたてて学習を進めることです。
TOEICやIELTSといった英語試験を活用することで、自分の英語力を客観視し、モチベーションを維持しながら学習を進めることができます。
行かない方がいい人2:留学経験が就活に有利だと考えている人
就活に有利という考えだけで海外留学をするのはおすすめできません。
海外留学にはたくさんの時間やお金が必要になりますし、何となく生活をしているだけでは英語力が著しく伸びるということはありません。
志望する業界や企業が決まっているなら、就職先で必要なスキル・資格の学習やインターンシップへの参加を考えた方がよいでしょう。
大学生の目標を叶える海外留学以外の選択肢
国内留学
国内留学は、国内にいながら効率的に英語力を伸ばすことができる留学として人気が高まっているサービスです。
国際交流の面では海外留学に敵いませんが、日本人の英語習得に特化したカリキュラムのため、短期間で英語を習得することができます。
国内留学の「ECヴィレッジ」では、スピーキングコースはもちろん、TOEIC集中合宿も開催されています。
6日間の短期でTOEICスコア100点アップを目指す合宿で、就活で英語力をアピールしたいという人には必見の内容となっています。
ECヴィレッジでは、一人一人に合った国内留学プランの提案も可能です。
是非一度ご気軽にご相談ください。
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自己分析・業界分析
就活を意識し始めたけど、アピールに使えるような実績や経験がない、と悩んでいる人はまず、自己分析・業界分析をするべきです。
もちろん、面接官の目を引く実績や経験があるのは素晴らしいことですが、重要なのは企業を志望する理由が客観的に納得できるものか、入社後も社内で活躍できるかというポイントです。
それらのポイントを面接官に伝える材料として必要なのが自己分析・業界分析です。
まとめ
海外留学に行くべき大学生・行かない方がいい大学生の特徴は以下の通りでした。
行くべき人
・英語以外にもやりたいことがある人
・海外生活を通して自分を成長させたい人
・あくまで観光+αだと割り切っている人
行かない方がいい人
・単純に英語力を伸ばしたい人
・留学経験が就活に有利だと考えている人
あなたの目的・目標にあった選択を見つけることはできましたか?
自分に合った選択で、貴重な大学生生活を有意義なものにしてください。
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