【VERSANT勉強法】話せる英語力を鍛える6つの勉強法
「海外赴任のためにVERSANTを受験することになった。」
「VERSANTの勉強をしたいが、どのように取り組めばよいかわからない。」
「VERSANTの勉強を通じて英語を話せるようになりたい。」
このようなお悩みはありませんか?
この記事では、VERSANTの出題形式といった基本情報、高得点をとるのに効果的な勉強法を徹底解説していきます。
この記事で得られること
・VERSANTの基本情報
・VERSANTで求められる能力
・効率的な勉強法
国内留学事業、海外留学エージェントを運営しており、今までに1000名以上の英語相談を受けた経験をもとに解説していきます。
この記事を読むと、VERSANTで高得点をとるのはもちろんのこと、自信をもって英語を使うことができるようになる勉強法を知ることができます。
VERSANTのスコアを短期かつ効率良くUPさせるには、VERSANT専門スクールの「The PAST」がおすすめです。
The PASTでは、高い英語力とコーチング力を兼ね備えた専属コンサルタントが、あなたをコンサルティング。
正しく効率的な英語学習により、短期間で成果を出すことができます。
目次
VERSANTとは
VERSANTの基本情報
VERSANTとは、AI採点型のオンラインスピーキングテストです。AI採点のため、スマホやパソコンがあれば24時間365日いつでも受験が可能となっています。
VERSANTの特徴として、英語での実践的なコミュニケーション能力を測ることに重きを置いていることから、特に英語を使ったビジネスを行う企業から強い信頼を得ており、国内外問わず多くの企業で採用されています。
また、「文章構文」「語彙」「流暢さ」「発音」の4項目それぞれのスコアも確認できるため、日々の英語学習の進捗確認・弱点の洗い出しといった目的でも活用されています。
VERSANTが海外赴任やキャリアアップに有効な理由
VERSANTは、海外赴任や社内のキャリアアップ、外資系企業への転職といった場面で非常に有効です。
これは、「英語を聞いて、英語で話す」という、実際のシーンに沿った英語力を測ることができるテストであるためです。
あなたの周りにも、ペーパーテストで高いスコアを持っているにもかかわらず、英語で会話をするのは苦手だという人がいると思います。
VERSANTは、実践的な英会話力を測るテストとして信頼されており、JTやヒルトンホテルといった200以上の企業・政府機関で採用されています。
また、自分の英会話力を客観的に把握し、課題や伸ばすべきスキルに気づくことができるため、英語学習の指標として生かすことができます。
そのため、VERSANTで高得点をとることは、海外赴任やキャリアアップに有効な手段であるといえます。
VERSANTの出題形式
問題数は全63問で、内訳はパートA~Fの6項目です。
パートA | 音読(8問) | テスト用紙に記載されている文章を指示された順序で声を出して読むことで「発音」「流暢さ」を診断 |
パートB | 復唱(16問) | 音声で流れた文章を聞こえた通りに繰り返すことで「発音」「流暢さ」「文章構文」を診断 |
パートC | 質問(24問) | 質問で使用された単語を使って回答することで「語彙」を診断 |
パートD | 文の構築(10問) | 3つの単語リストを聞き、その中の単語を使って文章を正しく作り答えることで「流暢さ」「文章構文」を診断 |
パートE | 話の要約(3問) | 短い物語を聞き、30秒間で自分の意見を要約することで「発音」「語彙」「流暢さ」「文章構文」を診断 |
パートF | 自由回答(2問) | 簡単な質問に対して、自由に回答することで「発音」「語彙」「流暢さ」「文章構文」を診断 |
VERSANTでの評価項目・採点比重は以下の通りです。
・文章構文(30%)
・語彙(20%)
・流暢さ(30%)
・発音(20%)
それぞれ20〜80点で採点され、その4項目を総合的に加味してVERSANTの総スコアが算出されます。
VERSANTで高得点をとるのに効果的な勉強法
VERSANTはスピーキングテストという位置づけですが、実はリスニング力がカギを握るテストです。
問題文を聞き取って回答するという形式のため、リスニング力が十分でないとそもそも回答にたどり着くことも難しいのです。
加えて、リスニング、スピーキングどちらにおいても単語力がしっかりと身についていなければ、勉強の効果は弱まってしまいます。
英語のすべての基礎は単語です。しっかりと覚えていきましょう。
ディクテーション
「ディクテーション」は、聞きとった英文をそのまま文字に書き起こす勉強法です。
ディクテーションを行うことで、音声で流れる英文の1単語まで正確に聞きとり、意味をとらえることができるようになります。
聞こえた単語を書き取るという性質上、知らない単語や聞き取れなかった文章が明白になります。
そのため、自分の弱点に気づきながらリスニング力・単語力を鍛えることができます。
初めて取り組む方は、すでに内容を知っている音声を使ってみてください。理解したつもりでも、意外と聞き取れていないことに気づくでしょう。
手ごろな音声教材を持っていない人は、「TED Talks」というサイトがおすすめです。
「TED Talks」は、海外のスピーチ動画を無料で見ることのできるサイトです。
様々な分野で活躍する人のスピーチなので内容を楽しみながら、実際に話し言葉で使われている英語を学ぶことができます。
「TED Talks」上では、英語や日本語のスクリプトを確認できるうえ、再生速度も自由に変えることができるので学習教材として非常に便利です。ぜひ一度確認してみてください。
シャドーイング
「シャドーイング」は、聞こえてきた英文を、数秒遅れで真似して発音するという勉強法です。
シャドーイングを行うことで、リスニング力の向上と発音の矯正をすることができます。
英語には「リンキング」や「リダクション」といった、自然に話すためにネイティブが無意識に使っている要素があります。
ネイティブの話し方を真似ることで、「リンキング」や「リダクション」のような要素や、日本語にはない音に慣れて英文の聞き取りが飛躍的に楽になります。
また、ネイティブの音声を真似して声に出すため、リズム感や声の出し方など、よりネイティブに近づけることができます。
瞬間英作文
「瞬間英作文」は、簡単な日本語の文を瞬時に英語に訳すという勉強法です。
すでに英語を勉強をしている人でも、自分の言いたいことが出てこないということがよくありますよね。
その原因は、覚えた英単語・表現の数が足りないのではなく、覚えた英単語・表現を引き出す速度が遅いことにあります。
瞬間英作文では中学レベルの英文法を使って、テンポよく英文をつくっていきます。
これを繰り返すことで、自分の言いたいことを反射的に英語で表現できるようになります。
瞬間英作文は勉強のための参考書やアプリが多くありますので自分に合ったもので練習してみてください。
ネイティブとのチャット
単語力を伸ばすために効果的な勉強法は「HelloTalk」というアプリでの勉強です。
HelloTalkは、外国語を練習する世界中の人と気軽にコミュニケーションをとることができる、基本無料のアプリです。
私のおすすめの使い方は、日本語を勉強する英語圏との方とのチャットを楽しむことです。
チャットの性質上、ある程度のスピード感で返信することになりますが、どうしても表現が思いつかないときは調べながら話すことができるのが魅力です。
また、独学の弱点として、自分の考えた英文が正しいのかが分からない、という点がよくあげられます。
「HelloTalk」の場合、チャット上で間違いを指摘・修正する機能があります。そのため、会話を楽しみながら、正しい表現を学ぶことができます。
VERSANTスコアをさらに効率的に上げる方法はこちらの記事で解説しています。
話せる英語力を最短で鍛えるなら英会話が効果的
ここまで、VERSANTで高得点をとるのに効果的な勉強法をいくつか紹介してきました。
それぞれの勉強法は、特定の能力を効率よく鍛えるのに効果的な方法です。
英会話は、VERSANTで必要な能力をまんべんなく、飛躍的に鍛えることのできる効率的な勉強法です。
VERSANTはスピーキングテストであるため、口頭でのコミュニケーションの経験を積むことが成長につながります。
ここから、英会話を行うためのいくつかの方法を紹介します。
オンライン英会話
オンライン英会話は、パソコンやタブレット一つで気軽に始められるところが最大の特徴です。
また、サービスによっては、国籍や講師歴などの条件から講師を選ぶことができるので、自分のレベルや目的に合わせて柔軟に学習することができます。
しかし、学習計画や目標設定をしたうえで、自分から相手に学びたいことを伝えていく必要があるので、何から手を付けたらよいのかわからない人や自分で決めたスケジュールを守るのが苦手な人は注意が必要です。
VERSAN専門スクール
VERSANTのスコアを短期かつ効率良くUPさせるには、VERSANT専門スクールの「The PAST」がおすすめです。
The PASTでは、高い英語力とコーチング力を兼ね備えた専属コンサルタントが、あなたをコンサルティング。
正しく効率的な英語学習により、短期間で成果を出すことができます。
まとめ
今回紹介した勉強法は以下の6つでした。
・ディクテーション
・シャドーイング
・瞬間英作文
・ネイティブとのチャット
・オンライン英会話
・国内留学
取り組んでみたい学習法を見つけることはできましたか?
それぞれの特徴や自分の伸ばしたい能力をしっかりと理解したうえで、自分に合った学習に取り組んでみてください。