【要注意】住み込みインターンを失敗する人の特徴に当てはまっていませんか?
「環境を変えて新しいことにチャレンジしてみたい。」
「インターンに取り組みたいけどどう探せばいいかわからない。」
「実際に働きながら、将来に生かせるスキルを身に着けたい。」
本記事では、住み込みインターンをするメリットや失敗する人に共通の特徴、成功の秘訣を実体験も交えながら解説していきます。
得られること
・住み込みインターンの魅力
・住み込みインターンで注意すべきポイント
・住み込みインターンを成功させる秘訣
ゲストハウスや国内英語留学施設の運営、農業の住み込みインターンを経験した私が解説します。
この記事を読むことで、住み込みインターンの種類ごとの特徴や条件、注意点を理解し、自分に合ったインターンを見つけることができます。
目次
住み込みインターンの特徴
住み込みインターンの特徴を簡単にまとめると以下の通りです。
・宿泊業、農林水産業、まちおこし関連の募集が多い
・新たな環境で刺激を受けながら取り組める
・実務経験を通してスキルアップができる
・自分の価値観を見つめ直すことができる
・就活でも評価される
住み込みインターンとは
住み込みインターンとは、学生が実際に仕事を体験するインターンシップの中でも特に、住み込みで働くことをいいます。
住み込みインターンの募集が多い業界としては、ゲストハウスや旅館などの宿泊施設やシェアオフィス、地方での農林水産関連の仕事などがあげられます。
また、2021年には「地域おこし協力隊インターン」という制度が新設され人気となっています。
都市部の若者らが地方に移住して活性化に取り組む「地域おこし協力隊」は1年から3年という任期となっています。
一方、「地域おこし協力隊インターン」の場合は2週間から3か月と任期が短縮されており、大学生でも比較的取り組みやすくなっています。
住み込みならではの魅力
住み込みインターンの最大の魅力は、新たな環境で刺激を受けながらインターンに熱中できることです。
英会話やプログラミングなど新しいことチャレンジしてみたけれど、身の回りの誘惑が多くて結局続かなかった、という経験をしたことはありませんか?
住み込みインターンの場合は、新しい環境・新しい人間関係でインターンができるため、インターン仲間や受け入れ先の方からたくさんの刺激を受けながら目標に向かって取り組むことができます。
実践的なスキルアップに役立つ
実務経験を積むことで一気にスキルアップすることができるというのも魅力の一つです。
インターンによっては、イベントの企画運営や新商品の開発、インターネットを利用したマーケティングに取り組むことができます。
また、自分のアイディアや特技を生かして業務の改善や新しい取り組みを始めたりと、住み込みインターンにはスキルアップのチャンスが数多くあります。
新たな価値観を得られる
通常のインターンよりも仕事の深い部分にかかわったり、地域の行事など業務以外の経験も得ることで自分の価値観を変えるきっかけになります。
私自身、ゲストハウスでのインターンの経験がきっかけで観光業界に興味を持ち、農山村地域の観光に関する活動を行うようにもなりました。
このように、住み込みインターンに参加することで、たくさんの刺激を受けながら自分自身の価値観ややりたいことを見つめ直すことができます。
就活にも有利
住み込みインターンは就活においても有利です。
時間をかけてじっくり仕事に向き合った経験は、自分がどのような業界・仕事について興味があるのか、そして自分の強みは何なのかを見極めるのに役立ちます。
また、住み込みインターンを通じての体験や実績をもとに企業選びを行うことで、志望理由に説得力が増し、企業側からも評価されますし、何より自分が入社後のギャップを感じることも少なくなります。
住み込みインターン選びを失敗する人の5つの特徴
住み込みインターンは魅力的な活動である一方で、自分に合ってないインターンを選んでしまったり、取り組み方を間違えてしまう人もいます。
貴重な時間やお金を無駄にすることなく、楽しくてやりがいのあるインターン生活にするために注意すべきポイントについて解説していきます。
目的・目標が明確になっていない
目的がなく住み込みインターン先を決めてしまったために、日々の仕事をこなすだけになってしまったり、挑戦できる機会を逃してしまう人がいます。
貴重な時間を使って取り組むインターンを充実したものにするために、自分がどういう体験がしたいのか、どういうスキルを得たいのかを明確にしましょう。
もちろん、インターンに取り組んでいる途中で、新たに挑戦したいことが生まれたり、目標が変わることもあるかもしれません。
自分の価値観の変化や気持ちによって目的・目標を更新するのは決して悪いことではありません。
大事なのは、住み込みインターンの中で取り組む物事に対して、なぜやるのか、何が得られるのかを考える癖をつけることです。
常に目的意識をもって住み込みインターンをすることで、同じ仕事でも得られる経験が何倍にもなります。
仕事内容を理解していない
仕事内容を理解していないがゆえにギャップに苦しんだり、思っていた仕事と違うことをすることになってしまったという人がいます。
よくありがちな具体例としては、「接客が学びたくてホテルでの住み込みインターンを決めたのに、実際の仕事は清掃業務だけだった」のような失敗です。
この失敗の原因は「ホテル」=「接客」と安直に考えてしまい、そこでの具体的な仕事内容の確認をしなかったことです。
このような失敗を防ぐためにも、募集要項をしっかりと読んだり、過去の参加者の口コミを確認しましょう。
インターン先によっては、インターンの目的や取り組みたい仕事を事前に伝えておくことで、自分の体験したい仕事を与えてもらうことができる場合もあるので、面接やメールでのやり取りの際に確認してみましょう。
給与の高さだけで住み込みインターン先を選んでしまう
給与が高いからという理由だけでインターン先を決めてしまうのはよくある失敗です。
住み込みインターンは比較的長期間の生活になるため、生活費などを賄うために給与があるのに越したことはありません。
しかし、給与のみでインターン先を選んだ結果、いわゆるブラック企業にあたってしまったり、単なる労働力としてこき使われてしまったという人もいます。
目先のお金だけにとらわれるのではなく、後述の給与以外の待遇についてもしっかりと確認してインターン先を選びましょう。
給与以外の待遇を理解していない
給与以外の待遇について理解していないがゆえに、思わぬ出費があったり、生活で不便な思いをしてしまう人がいます。
インターンに参加するうえで必要になる持ち物や、過去のインターン参加者はどのような部分で出費があったのかなど、重要なものについては参加を決める前にしっかりと確認しましょう。
住み込みインターンでの定番の待遇としては、宿泊場所や食事の提供、車や自転車の貸し出し、仕事場までの送迎があります。
また、温泉に入浴できたり、収穫した野菜がもらえるなど、地域の特色やインターン先の仕事に合わせた待遇が用意されていることもあります。
実際、私が住み込みインターンに取り組んでいる「ECヴィレッジ」という国内英語留学施設では、外国人講師による英語のレッスンを無料で受けることができます。
自分が必要とする待遇や、魅力に感じるポイントを理解して住み込みインターンを選びましょう。
周辺環境や人間関係が自分に合っていない
住み込み先の周辺環境や人間関係を理解していなかったことで、住み込みインターンが苦しくなってしまったということがよくあります。
たとえインターンの内容や条件が自分に合っていても、あまりに交通の便が悪かったり、受け入れ先の方と気が合わなかったことで、インターンに集中できなかったり、のびのびと取り組むことができなくなってしまいます。
あらかじめスーパーや駅の距離などは把握しておく、インターン受け入れ先の方と面談を行うなど、できる限り不安を取り除いてからインターンを決めましょう。
住み込みインターンを成功させる3つの秘訣
ここからは住み込みインターンを成功させるための3つの秘訣について紹介していきます。
積極性をもってチャレンジする
インターンは、与えられた仕事をこなすだけの単なるアルバイトとは違い、課題に対して自分から行動したり、解決策を生み出すことが大切です。
もちろん、実務経験や知識にも乏しいため、思うような結果が出ないこともあるかもしれませんが、うまくいかなかった経験も学びにつながりますので、まずは一歩踏み出してみましょう。
ただし、インターン中のミスや失敗は必ず担当者に相談しましょう。些細なことでも後々大きな問題になる可能性もあります。
アドバイスなどを素直に受け入れる姿勢を持つ
インターン先で受けたアドバイスは素直に受け入れる姿勢を持ちましょう。
アドバイスを実践してみることで今まで自分の気づかなかった視点に気づくことができたり、うまくいかなかったことが案外簡単に解決することもあります。
インターン先の方は長年その仕事に携わってきたプロです。目の前の仕事についてのアドバイスはもちろん、その業界についての話や今後の進路に関する有益な話を聞くことができるので、積極的にアドバイスを求めましょう。
新たな環境を楽しむ
せっかく貴重な時間やお金を使って住み込みインターンをするなら、新たな環境や人との出会いを楽しみましょう。
休みの日に近くの観光地を訪れたり、地域の方と交流をするなど、仕事以外の息抜きがあることで、長期の住み込みインターンも有意義に過ごすことができます。
実際に私が住み込みインターンをしている国内英語留学施設の「ECヴィレッジ」では、留学参加者を交えてBBQをしたり地元の方に混ざってフットサルを楽しんだりなど、仕事以外の楽しみも充実しています。
「ECヴィレッジ」では、住み込みインターン生を積極的に受け入れています。
国内英語留学という新しい学びの形を提供する古民家で参加者のサポートをしてみませんか?
住み込みインターン中は、参加者とともに英語を勉強しながら、身の回りのサポートを行います。
宿泊施設や留学事業に関係するインターンがしてみたい方や、英語学習を目的とする方にもおすすめです。
実際、過去のインターン生は3か月でTOEICスコアを100点以上UPさせました。
また、SEO対策、Webマーケティング、新規事業立ち上げに興味のある方にはノウハウをお伝えすることも可能です。
まとめ
住み込みインターン選びを失敗する人の特徴は以下の5点でした。
・目的・目標が明確になっていない
・仕事内容を理解していない
・給与の高さだけで住み込みインターン先を選んでしまう
・給与以外の待遇を理解していない
・周辺環境や人間関係が自分に合っていない
これらのポイントに注意して、自分に合ったインターンを探してみましょう。
また、住み込みインターンを成功させる秘訣は以下の3つでした。
・積極性をもってチャレンジする
・アドバイスなどを素直に受け入れる姿勢を持つ
・新たな環境を楽しむ
これらのポイントは住み込みインターンに取り組むときだけでなく、実際に仕事をするときにも大事な心構えです。
住み込みインターンでは様々な業界や仕事に取り組むことができます。
有意義なインターンにするために、失敗する人の特徴、成功させる秘訣をしっかりと理解して、インターン選びに役立ててください。